アホ社長のブログ

離島ヤモリ採集。

2005年8月 4日
本日(8月4日・木)朝、家内(KOBA♀)と次女(小6)は京都へと旅立ちました。本日20時からはTBFの「ボランティア事業」としては最後の「灯火調査会」が新聞社取材付で行われます。
今日の日記投稿は前回(7月26日・火)の「離島トカゲ採集」の続編です。毎年恒例の「離島採集旅行」でTBFメンバーに頼まれて採集して来る「ヤモリ(守宮・家守・夜守、陸系)」について報告します(一般の方へ...「イモリ(井守、水系)」とは違いますよっ!)。

「ミナミヤモリ」
このヤモリは「沖縄県本島(2003年)」、「東京都八丈島(2004年)」、「沖縄県久米島(2005年)」で採集しています。「沖縄県本島」では「ミナミヤモリ」に似た「タシロヤモリ」も採集しています。森林系のヤモリでクワガタ・カブトムシ採集のためのトラップ付近の樹木等に夜間付いています。トラップに集まる昆虫等を狙いに来ているようです。擬態していて全然動きませんし、人間が近付いても警戒心がなさそうです。そのために簡単に捕獲出来ます。但し、見付けるのが擬態していて難しいと思います。「野人の目」が必要かもしれません(爆)。「東京都八丈島」の固体は移入種ですっかり定着してしまったものです。こちらは人間が近付くと素早い動きで逃げます。都会系の「ホオグロヤモリ」のようです。

「ホオグロヤモリ」
このヤモリは「沖縄県石垣島(2002年)」、「沖縄県本島(2003年)」、「沖縄県久米島(2005年)」で採集しています。夜間、住宅・商店・ホテル入口等、自販機、、外灯(電柱)、公衆トイレ等の灯りで大量に見かける普通種です。夜になれば必ずと言って良い程壁や天井に付いているのを見かけます。動きがかなり素早いので先を読んで慎重に捕獲しないと直ぐに尻尾を切って逃げてしまいます。大量にいますが、完品で捕獲するのが結構大変なヤモリです。女性(男性もかぁ?)がドライブのついでに公衆トイレを利用するのは避けた方が良いと思います。爬虫類等が嫌いな方には余りの多さに用足し前に卒倒(気絶)してしまう可能性が大です。

次回は「沖縄県石垣島」&「沖縄県西表島(2002年)」で遭遇した「イシガキトカゲ(採集済)」、天然記念物の「キシノウエトカゲ」、害獣の「オオヒキガエル」について報告したいと思います。

続きは次回に。

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