アホ社長のブログ

第2回・廃墟ツアー。

一昨日(9月16日・土)朝5時集合で千歳市にて2日間開催される「全道バドミントン大会」参加のため長男(小3)と家内(KOBA♀)は参加選手達と一緒に出発しました。

昨日(9月17日・日)は朝7時に我社駐車場集合で「第2回・廃墟ツアー(道央方面)」を決行しました。今回の参加者はO君(仮称・2回連続参加)、バンディッツさん(TBF新会員で初参加)、のりさん(札幌在住の「クワカブ」&「バイオハザード」のマニアで初参加)、弟の蛇メタと私(KOBA)の5人でした。前回参加のKAさん(仮称)は出張中のため不参加となりました。今回はバンディッツさんの車に男5人が相乗りする事になりました。昨日気付きましたが今後は女性参加者も募集しようと思います(笑)。先ずは近くの某コンビニで朝食を購入してから出発という事になりました。

途中で休憩を取りながら出発から約2時間後に最初の目的地の栗山町の廃ドライブイン(以前は温泉旅館の「山○荘」として営業)の「香○館」に到着しました。隣地の公共駐車場に車を停め徒歩で行く事にしました。ここは「廃墟系」というより「心霊系」でかなり有名な場所です。中に入ってみると凄い状態です。自然腐朽&心無い破壊行為等で相当物理的に危険な状態です。事故死&自殺?があったと言われている浴場では「ゴーストレーダー」を試してみましたが全く反応はありませんでした(悲)。深夜の探索は物理的に超危険ですので初心者は絶対止めた方が利口です。

その後、由仁町の廃モーテルの「リ○」にも行く事になりましたが具体的な場所が特定出来ず途中で引き帰す事になりました。こちらも「心霊系」では有名であり廃墟になってからは首吊りの自殺死体が発見されたヤバイ場所です。いずれは行きたいと思います。途中、夕張市運営の「ライダーズハウス」に寄ってみると財政事情等により8月末で全て閉鎖されていました(寂)。今後廃墟化していくのでしょうかねぇ。

次に栗沢町の廃校の「万字小学校」へ行きました。それなりに地元で管理されていて校舎内部は美しい「癒し系」の廃墟となっていました。アホな「破壊系(落書系含む)」やサバゲー(サバイバルゲーム)野郎が本格的に入っていない感じで良かったと思いました。ここは素晴らしい廃墟でした。蛇メタと私は大感動していましたが他の3人はどちらかというとメインが「心霊系」ですのでつまらなかったかもしれません。

そのため廃墟ではありませんがTV放映等で超有名な「心霊系」で栗沢町にある「お菊人形安置場」の「萬念寺」を彼ら3人のために急遽訪問する事にしました。丁度、観光客やライダー等も訪問していました。実物の髪が伸びる「お菊人形」は私の予想よりかなり小さな人形でありました。ここでは写真撮影等は一切禁止されていました。この地区の締めは「北炭万字炭鉱」の一つである「二代目・英橋」を草木を掻き分けて歩いて来ました。本来は危険なため歩行禁止です。確かに足元が危ないです。場所柄、ヒグマの糞があちこちで発見されて身が引締まる思いでした(大汗)。

某コンビニで昼食を購入して今回のメインの夕張市内へ向かいました。「石炭の歴史村」は観光客等でそれなりに賑わっていました。私も7年前に家族と遊びに来て以来であります。今回は遠慮させて頂き、先ずは本町商店街の「ゆうばりキネマ街道」を缶コーヒーを飲みながら徒歩で散策する事になりました。タイムスリップしたような懐かしい気分になります。ここは良くも悪くも「癒し系」の空間です。私達”アホ兄弟”は「建築士」&「映画マニア」ですのでノスタルジーと共に建築作品等としても充分に楽しませて頂きました。いずれは崩壊して無くなりそうな危うい空間の感じがします。年輩の観光客が結構多かったです。

更に「廃賃貸マンション(「公営住宅」の可能性あり)」、廃校の「鹿の谷小学校」、「北炭北海道支店石炭分析所」、朝の連続TV小説ロケ等で有名な観光地の「北炭鹿ノ谷倶楽部(夕張鹿鳴館)」、現在解体が進みニュースや新聞等でも話題になっている「北炭清水沢発電所」、「北炭清水沢炭鉱繰込所安全灯室」等の外部写真の撮影等をして来ました。この中ではダムから見下ろした「~発電所」が素晴らしくて大感動でした。歴史的建造物なのに解体するとはとても勿体無いと思います。文献資料によると所有者は国へ更地で返還しなければならないようです。

人造湖である「シューパロ湖」の新ダム完成により沈む予定の「鹿○地区周辺」へも行き徒歩で探索もしました。現在は「幻の街(廃村)」となっております。かつて栄えていた街があったとはとても思えませんが車のカーナビではまだ商店等が表示されたりします。全ての人工物が自然に還って行っているような状態です。電柱、物干し竿、建物基礎の一部や塀・門柱等が僅かに発見出来ました。解体済の「鹿島中学校跡地」にも行って来ました。現在は「ふる里大夕張の碑」等が跡地の代わりに残っています。この一帯は何だか悲しい気分になります。

今回のツアーの最後は「北炭真谷地炭鉱総合事務所」、「北炭真谷地炭鉱貨車積みポケット」、「北炭○設」へ向かう事になりました。特に「~総合事務所」の内部に入ってみると近くの民間会社が現在管理をしている「準廃墟」の状態だと分かりました。ここも良い感じの廃墟でありました。地下1階付3階建RC造で屋上塔屋付の廃墟であります。深夜にここに探索に来た場合はメチャ怖いと思います。1階探索中のO君と2階探索中のバンディッツさんが正面玄関前で女性数人の会話らしき声を聞いたようです(怖)。他の3人は全然気付いておりません。ビデオ撮影していたバンディッツさんが帰宅後ビデオテープの内容を調査する事になりました。「~ポケット」では同業者と遭遇しました。ここら一帯で日没となり「第2回・廃墟ツアー」は終了し帰宅する事となりました。

20時頃に我家到着後バンディッツさん&のりさんは私の自室で「クワカブ」を満喫して帰宅しました。O君は次回の某音楽ショップでまた会う約束となり帰宅しました。蛇メタは2週間後受験の国家試験勉強のため到着後早々と帰宅しました。天気も良くて色々と満喫出来た楽しい一日でした。

10月中には今年最後となる「第3回・廃墟ツアー(道東方面)」を決行します(アホッす!)。

続きは次回に。

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