アホ社長のブログ

管理業務主任者。

2004年5月30日

本日(5月30日・日)は「資格試験合格体験記」の第8弾の登場です(私の会社HPの「資格の部屋」を参照して下さい)。http://www.kobayashihome.co.jp/sikaku/sikaku.php 因みに、今日は長女(中2)の「体育祭」です。

第8弾は「管理業務主任者」試験(資格)です。この業界(マンション管理業等)を目指す方には絶対に避けて通る事が出来ない登竜門です。今後受験を考えている方々の参考になれば良いなぁ~と思いますけど。
この資格は「マンションの管理の適正化の推進に関する法律(略称・マン管法)」という法律(平成12年制定)に基いて行われる「企業必置型」の国家試験(資格)です。平成13年12月に第1回目の試験が行われました。分譲マンション管理業を行う場合、企業には管理組合30に対して最低1人以上の有資格者を置かなければなりません。有資格者には「一部独占業務」もあります。「宅地建物取引主任者」=「玄関の外まで(売買)」、「管理業務主任者」=「部屋の中まで(管理)」と例えると違いが分かり易いと思います。因みに、同法に基いて平成13年12月(1週間前)に第1回目の「マンション管理士」試験も行われました。「マンション管理士」=「管理組合側」、「管理業務主任者」=「業者側」と例えると違いが分かり易いと思います。

私(KOBA)がこの「管理業務主任者」試験(資格)を受験し、合格したのは平成15年1月の事(家内のKOBA♀と弟の蛇メタは平成16年1月合格)でした(登録は同年4月)。
受験資格は、年齢・性別・学歴・職歴等に関わらず誰でも受験する事が出来ます。それでも、合格前後の実務経験等が2年以上無ければ登録する事が出来ませんし、業務上必要な「管理業務主任者証」の交付もしてもらえません。登録自体がネックになるという方は「実務講習」という「2日間のスクリーング」に修了合格する事で、登録する事が出来ます。私はこの方法で登録をしました。先日、家内と蛇メタも「実務講習」を受講して来ました。
試験は5科目(管理法令・管理組合・会計・建物及び設備・マン管法)合計50問(4択一マークシート方式・制限時間2時間)出題されました。合格点は50点満点で35点(70%)前後です(合格点は毎年変動します)。相対試験ですので上位から何%が合格という一種の競争試験です。1時間以内で終了出来たならば、合格圏内です。実技試験は現在のところありません。因みに、「マンション管理士」試験合格者は5問免除となります。

最近の合格率は約20~30%前後のようです。年々合格率が落ちて来ています。数年後には約10~15%前後で落ち着くのではないかと思います。誰でも受験出来ますが、業務経験の無い一般人で2年以内で合格出来れば早い方だと思います。一般の受験者は「建物及び設備」科目(キラー科目です)の出来次第で他の受験者との差が付くと思われますので、少しでも苦手意識を排除した方が良いと思います。

私の場合は運良く1回目の受験で「管理業務主任者」試験に無事合格する事が出来ました(合格証書はA4横型です)。私の勉強期間は約2ヶ月間(独学・模試利用)でした。前年に「マンション管理士」試験に合格していたので5問免除(マン管法)でした(ラッキー!)。受験される方のバックグラウンド次第ですが、最低でも4ヶ月以上の勉強期間は必要と思われます。
因みに、「管理業務主任者」試験合格後の登録費用として国土交通大臣へ4250円の手数料を納付すると「登録通知書」(葉書横型)が送付されて来ました。他に「管理業務主任者証」(携帯カード型・5年更新)交付手数料の納付も必要です。更に、独立開業(マンション管理業等)される場合は「マンション管理業」の申請書+登録手数料を国土交通大臣に納め、営業登録をする必要があります。
道程は遠いですが、「人生をかける」つもりで頑張れば「何とかなる」もんですわぁ。

第9弾は「一級ファイナンシャル・プランニング技能士」試験(資格)の予定です。

続きは次回に。

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