アホ社長のブログ

不動産コンサルティング技能登録者(不動産コンサルタント)。

2004年6月 2日

本日(6月2日・水)は「資格試験合格体験記」の第11弾の登場です(私の会社HPの「資格の部屋」を参照して下さい)。http://www.kobayashihome.co.jp/sikaku/sikaku.php 昨夜は「爬虫類仲間」の別海のかずさんが遊びに来ました。本日は「クワカブ仲間」のGORIさんが仕事で来ました。

第11弾は「不動産コンサルティング技能登録者(不動産コンサルタント)」試験です。不動産の有効活用等の相談・助言・提案等を業(不動産投資顧問業等)とする者を対象として行われる「国土交通大臣認定」の技能登録試験です。今後受験を予定している方々の参考になれば良いなぁ~と思いますけど。
この試験は(財)不動産流通近代化センターが旧建設大臣告示によって行う「国土交通大臣認定」の公的試験です。

私(KOBA)がこの「不動産コンサルティング技能登録者(不動産コンサルタント)」試験を受験し、合格したのは平成10年3月の事でした(登録も同年3月)。
受験資格は、国家資格の「宅地建物取引主任者」登録者と「不動産鑑定士」登録者しか受験する事が出来ません。試験合格後、登録するには合格前後5年以上の実務経験が必要です。因みに、私が受験した頃は上記の国家資格登録後7年以上の実務経験がなければ受験する事が出来ませんでしたので、現在は受験資格が緩和されています。
試験は午前中が択一式(学科)試験で、午後が記述式(実技)試験となっています。択一式(学科)試験は6科目(事業・経済・金融・税制・建築・法律)合計50問(4択一式・制限時間2時間)で、午後の記述式(実技)試験は7科目(必修3科目は実務・事業・経済、選択1科目は金融・税制・建築・法律から選択・制限時間2時間)合計4問出題されました。合格点は択一式(学科)試験と記述式(実技)試験の合計200点満点で130点(65%)前後です。絶対評価試験ですので65%以上の正解率で全員合格です。解答時間の半分で終了出来たならば合格圏内です。

最近の合格率は約40~70%前後のようです。当然なのですが、受験者のレベルは高い方です。プロ用試験ですので2年以内の合格で標準と考えられます。私の場合は択一式(学科)試験・記述式(実技)試験共に必修科目の「経済」科目(キラー科目です)を重点的に勉強しました。余談ですが、試験の約3ヶ月前から入院(口腔外科)していました。病院ベッド上で勉強しているのを発見されて、担当「看護婦(士)」さんに叱られました(笑)。

私の場合は運良く1回目の受験で「不動産コンサルティング技能登録者(不動産コンサルタント)」試験に無事合格する事が出来ました(合格通知書はA5横型です)。私の勉強期間は約5ヶ月間(通信教育利用)でした。実務経験の中身にもよりますが、後学者の方には最低でも6ヶ月以上の勉強期間を確保して欲しいと思います。
因みに、「不動産コンサルティング技能登録者(不動産コンサルタント)」試験合格後の登録費用として(財)不動産流通近代化センターへ15000円の手数料を納付すると「登録証書」(A3横型)と「不動産コンサルティング技能登録証」(携帯カード型・5年更新)が送付されて来ました。更に、独立開業(不動産投資顧問業等)される場合は、「一般不動産投資顧問業」等の申請書+登録手数料を国土交通大臣に納めて営業登録(5年更新)を取得する事になります。条件として大型事業等の経験年数、他が必要となります。基本的に営業登録は自由(任意)ですので、営業登録を取得しなくても仕事は出来ます。しかしながら、頻繁に大型事業等を行うならば苦労してでも、営業登録を取得した方が良いと思われます。
道程は遠いですが、「人生をかける」つもりで頑張れば「何とかなる」もんですわぁ。

第12弾は「インテリアコーディネーター」試験(資格)の予定です。

続きは次回に。

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