アホ社長のブログ

離島採集記録15~沖縄県南大東島。

平成24年1月22日~1月25日、沖縄県南大東島。

今回は太平洋上に浮ぶ絶海の孤島「南大東島採集旅行」へ私(KOBA)と弟の蛇メタの2人で急遽行く事になった。ここはかなり前から旅行を先送りして来た離島だ(「北大東島」は時間的に無理だった)。

特別天然記念物のダイトウオオコウモリが有名であり、人口1300人弱で島一周が約21kmという小さな島である。チケット等の手配は昨年(2011年)12月末に知人の某旅行代理店社長から何とか購入したのだが、1月(冬季)に決行するのは初めてである。採集できる日数は1日半という時間的余裕の無い中での採集だが、私達“アホ兄弟”に関しては余り問題無いというか、経験上現地に到着できれば後は何とでもなる、というアホ的思考である(笑)。

今回は既に飼育済ではあるが、ワインレッド色に輝くダイトウヒラタクワガタ(大東島産亜種)の生態(幼虫の育つ環境)を生で確認するための旅行であった(種属名は最初のみ和名フルネームで2回目以降から短縮和名で登場)。クワガタ(2種のみ)はこの他に肉食系のダイトウマメクワガタ (大東島産亜種)が生息している。この2種は「朽木材割採集」でしかほぼ採集できないようである。夏季にこの島で「朽木材割採集」する猛者(勇者)は尊敬に値する。高温多湿を避けて、吸血生物と草木の少ない今時期こそ、数少ない倒木を発見できるチャンスである。

1月22日(日) 芽室(自家用車)→とかち帯広空港→東京羽田空港(昼食「きつねうどん」)→沖縄那覇空港→沖縄都市モノレール(ゆいレール)→国際通り(夕食「沖縄そばセット+オリオンビール」)→沖縄那覇某ホテル。朝8時半に自宅を車で出発。雨降りの中、夕方に沖縄那覇市に無事到着。市内の某ホテルへ荷物を降ろして那覇の「国際通り」で夕食を取り、付近をブラブラしながら宿泊ホテルへ帰還し、大浴場でのんびりしてから就寝。沖縄本島への上陸は5年半振り4回目である。

1月23日(月) 沖縄那覇某ホテル(朝食「バイキング料理」)→沖縄都市モノレール(ゆいレール)→沖縄那覇空港→南大東空港→南大東島某ホテル。朝8時半にホテルを出発し、飛行機で「南大東島」へ向う。ゆいレールは通勤ラッシュで、或る区間までは200%状態。

午前中には現地に到着。気温は16~19℃程である。それでも結構、秋~冬物の衣服を着ている方が多く見られた。近くにある有名な食堂で昼食(名物「大東そば+大東寿司セット」)を取り、宿泊ホテル(島内で一番大きくて新しい)でレンタカー(スターレット)を借り、ホテルへ先に送付しておいた採集用具等をレンタカーに積込み、14時頃に島内の調査を兼ねて採集に出発した。こちらから携帯用カーナビを持参したのだが、車のシガレット自体が壊れていて何のために用意したのか(悲)。こんなレンタカーは初体験である。結局、難解なマップ?と勘を頼りに行動開始となった。

早速、適当な箇所を勘で探り、固有種ダイトウビロウの林内にあるモクマオウの倒木を見付けて、朽木材割をすると、蛇メタが開始10分程で島内第1号クワガタであるダイトウマメクワガタの幼虫を発見し、続いて私が同成虫を発見した。どこの離島でもそうだったが、初めて発見した野生のクワガタには感動する。それから間もなく、蛇メタが同所でダイトウヒラタクワガタの幼虫も発見した。その後は大量に同幼虫を発見。もう今回の目的を達成してしまったようだ(嬉)。夏季と違い、作業しても汗をかかないのでとても楽である。

採集途中で降雨となり、直ぐに中止しホテルへ帰還する事にした。途中でJA店舗でオリオンビールや菓子類(「北海道十勝バター」の名の付いた菓子パンを発見し嬉しい気分)を買って、18時頃にホテル近くの「大東神社」へ寄道すると、参道では大量の移入種ミヤコヒキガエル(小型で鮮やかな色彩)に遭遇しビックリ。参道両脇が池のせいもあるだろうが、普通に踏みそうである...実際ぺっちゃんこの亡骸もとても多い(汗)。両生類等が苦手な方は厳しいと思う。日中に参拝すれば大丈夫だと...思うが。

1月24日(火) 朝から降雨である。採集可能日としては最終日である。朝8時半に宿泊ホテルを出発し、前日と同じ場所で続きをする。ここでは爬虫類の移入種オガサワラヤモリ、同じく移入種であるオオヒキガエル(大型で地味な色彩)を発見した。原則、この島にヘビ(メクラヘビのみ生息)はいないので、カエル等は天下である。場所によっては蝶が結構飛来していて、春といった感じがした。採集用のルアーケースも幼虫等で一杯になり、昼頃に採集を打止めにした。

地盤は珊瑚礁なので足元に気を付けないと怪我をしやすい。雨上がりの赤土(粘土質)上を歩くと靴がとんでもない事に。私は採集中に小枝が私の左太腿に刺さり結構出血した。痛みには強いのだが、傷口は横に5cm程で、カットバンで何とか止血できて助かった。さらに左足裏に打撲を追加(悲)。

昼食は前日と同じ食堂で「大東そば大盛」を注文した。麺に特徴があり美味しい。午後からは天気が少し良くなり、島内の観光をする事にした。小さな島なので観光地はほぼ制覇である。基幹産業であるサトウキビの収穫時期なので、島外からの出稼ぎ(北海道からも来ているとの事)や大型車の交通量はかなりのものである。北海道十勝のビート(てんさい・砂糖大根)収穫期と同じ状況。そのためか、沖縄本島への飛行機は平日(1日2便・1時間強の飛行時間)でも満席状態(39人乗り)である。

1月25日(水) 南大東島某ホテル→南大東空港→沖縄那覇空港(昼食「沖縄ソーキそばセット」)→東京羽田空港→とかち帯広空港→某コンビニ(夕食用弁当購入)→芽室(自家用車)。この日も朝から降雨である。前日にホテルの関係者の方が亡くなったようだ。朝7時に起床し、午前11時頃にホテルを出発した。疲れていたのか、ホッとしたのか、乗物はほぼ寝ていた。

帯広に着くと、強烈な寒さと降雪量に感覚が麻痺(同じ日本国なのか?)してしまう。自宅到着は21時頃だった。これで今年初の離島採集旅行は終った。

今回はクワガタ2種類のみの採集調査であり、採集の難易度も低いため(ビギナーズラックかもしれない)、長期記憶としては残らない可能性もある。しかし、島の方々が親切で、嬉しい記憶として残ると思う。次回の採集旅行等は現時点では未定である。今年(2012年)は関西及び東北方面が観光・出張等で決定しているので時間的に無理かも。もし決行可能ならば秋~冬かなぁ。

帰宅の翌朝(26日・木)から直ぐに仕事復帰し、午後からは常連の音楽ショップへ。本日(27日・金)、私は14時から仲間の整体屋へ通院、18時から20時頃までは地元「めむろーど」で毎年恒例の「町長新年交礼会(懇親会)」に出席。何故か議員らの席に座っていた。ちなみに、家内は友人と16時からの元タカラジェンヌの講演会に参加であった。

採集結果(朽木材割)→ダイトウヒラタクワガタ幼虫57、ダイトウマメクワガタ♂♀12幼虫47。撮影後、大部分は元の場所にリリース。

続きは次回に。

アーカイブ

ページトップに戻る