アホ社長のブログ

裁判所。

2006年11月24日

本日(11月24日・金)午後から帯広市内の裁判所で民事訴訟の「第2回・口頭弁論」がありました。賃貸物件オーナー(原告人)と
「弁護士」及び弟の蛇メタと私(KOBA)で行きました。被告人(賃借人と連帯保証人)及びその代理人は開廷1時間程前に欠席(電話で
「裁判官」等にドタキャン)したため約5分で閉廷しました(苦笑)。12月1日(水)午前中には原告人のために100%
勝訴判決が出る予定です。嫌な仕事ですが職業柄1年に何回かはこのような案件があります。その他では「競売物件」
等の調査で閲覧に来たりします。今回は「物件立退要求」と「家賃支払請求」の2件の内容でした。「物件立退」
に関しては今月初旬に何とか無事に終了しました(祝)。オーナー側も安心している事と思います。


賃貸物件に限らず、所有(自己)物件や投資物件等はそれなりの年月でローン等の借入金を返済します。
借りた時は景気も良く会社安泰で自身の身体も健康であり、家族円満...それが数年後には勤務先の倒産・廃業・解雇・所得減少等、
本人や家族の病気等による退職・入院・看病・介護等、教育資金等の大幅増加、配偶者等との死別・離婚等による所得減少、物件の火災・
自然災害等によりどんな物件でも返済不能等に陥ったりします。上記の民事訴訟だって同じようなものです。後に支払不能状態に陥りました。
ついでに他物件への引越費用も当然無くなり立退すら難しくなりましたが何とかなりました。これでもかなり早い方でしたよ。
将来の予測ははっきり言って不可能に近いのです。予測してもハズレが多いです。
だから怖くてリスク分散のために積立や保険等を掛けたりするのです。これをしておかないとそれなりに痛い目に何時かは遭います。
1度でも痛い目に遭った方は多分実践しているのでは?と思います。


アドバイスの1つですが、家賃より安い?というような支払条件の新築物件等の広告詳細を購入・
建築前に今1度再確認して欲しいと思います。「当初3年間固定金利~%」
というふうに書かれている物件では3年後には確実に返済額はアップすると思って欲しいです。
毎月5万円の返済が10万円~になるかもしれません。勿論これでも大丈夫な方はいますし、他の金融機関で借換えして大丈夫な方、
それでも綱渡り状態の方もいると思います。安易に選択をするのは禁物ですが見方を変えればチャンスの場合もあります。
経済は天秤のようにバランスが難しいです。


続きは次回に。



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